映画「御法度」を見ました

以前から見たいと思っていた映画「御法度」が、今ならGYAO!で無料視聴できるとのことで早速再生してみた。

最初の感想は、とにかく惣三郎役の松田龍平が美しい!Twitterでは「松田龍平美しすぎ。蝋人形かな?」などと騒がれていたが、確かに一人だけ肌の白さ・きめ細やかさが飛び抜けている。そして、本作品の原作である小説「前髪の惣三郎」ファンの私としては、「そう!小説の描写を三次元化するとこういう感じ!」と嬉しかった。小説の惣三郎は、あっさりした顔・儚げな雰囲気の美青年として描かれており、最近流行の目鼻立ちがはっきりした俳優では今一つしっくりこない。また、惣三郎は18歳の設定だが、当時の松田龍平は15歳。現代の子供の発育の良さや、幕末と現代の年の数え方の違いを考慮すると、これくらいがベストだろう。素晴らしいキャスティングだ。
印象に残ったのは、ラストの惣三郎と浅野忠信演じる田代が真剣で勝負するシーン。当初は田代の方がやや優勢だったが、惣三郎が「許してくれ」と囁いた途端、田代の力が抜けてしまう。その隙に、惣三郎は田代を斬るのだった。このときの松田龍平が、鳥肌が立つレベルで色っぽい。普段、惣三郎はあまり感情を表に出さないのだが、このシーンは違う。懇願するようにも、脅迫しているようにも見える複雑な表情を浮かべている。15歳という一瞬しかない青年の光と影を、上手に凝縮した魅力的なシーンだ。

「御法度」は今月末まで無料視聴が可能だ。興味のある方はぜひ見てほしい。